神戸市と関西エアポートは、2023年7月の神戸空港の利用実績を公表。旅客数は約28万4千人(前年同月比9%増)、平均搭乗率は約75%(同9ポイント増)となったことがわかった。7月末は台風6号の影響で、那覇便を中心に欠航便が発生したが、7月全体としてはこれまでで過去最高であった令和元年7月の旅客数(約27万5千人)を上回り、過去最高の実績を引き続き更新している。
路線別搭乗率は、新千歳線で8割台半ばに達したほか、殆どの路線で6~7割台と好調を維持している。伸び悩みが続いているFDA高知線の搭乗率は約50%となり、昨年同月の搭乗率(約44%)から約6ポイント改善した。
また、航空会社別搭乗率は、スカイマークが約78%と最も高く、エアドゥ(約77%)・全日空(約71%)・フジドリームエアラインズ(約65%)・ソラシドエア(約60%)と続いた。
搭乗者数 | 284,254人 |
前年同月比 | 109% |
提供座席数 | 381,616席 |
平均搭乗率 | 75% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 71% |
SKY | 78% |
SNJ | 60% |
ADO | 77% |
FDA | 65% |
発着回数 | 3,059回(前年比-1%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 86% |
青森 | 69% |
花巻 | 63% |
仙台 | 68% |
新潟 | – |
茨城 | 68% |
羽田 | 79% |
松本 | 72% |
高知 | 50% |
長崎 | 69% |
鹿児島 | 65% |
那覇 | 73% |
下地島 | 78% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より