パイロットの知恵袋– category –
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3月20日は空が大きく変わる!?空域再編・新滑走路供用開始⋯パイロットもストレスの多い日に
関西空港の新飛行経路の一例(出典:航空路誌) 来たる3月20日、航空業界の現場は大きな変化を迎えようとしている。空域の再編・新しい飛行経路の運用や新滑走路の供用がこの日一斉に予定されているのだ。 ここでは3月20日に予定されている空域再編や関西... -
【速報】神戸空港・関西空港の新飛行経路が正式発表!運用は3月20日より
(1/9追記)阪神タイガースに由来するウェイポイントに関して、"RANDY(ランディー)"は廃止されないのかという問い合わせを頂きました。記事内では、神戸の到着経路を構成する3つのウェイポイント(KAKEF・BERTH・OKADA)の廃止のみを取り上げていますが... -
胴体着陸は何故起きた?チェジュ航空の事故の報に接して
https://youtu.be/G8GP5RtkTRQ?si=5AuTyaXaOuDDDtE4 チェジュ航空の胴体着陸事故(YouTubeより) 年明け早々に発生した日本航空と海上保安庁の航空機衝突事故が記憶に新しい中、年の瀬にも多数の犠牲者を出す航空事故が韓国・務安で発生した。 同じ職に就... -
なぜ小型機の胴体着陸は無くならない?理由は訓練内容にあり!?
訓練機やプライベート機など小型機の発着も多い神戸空港。滑走路閉鎖は定期便の運航に甚大な影響を与える。 2024年5月31日、神戸空港でヒラタ学園の運航する小型機が胴体着陸した。この影響で多数の便に欠航や目的地変更が発生。多くの利用者に影響が生じ... -
管制官のミスか?パイロットの聞き間違いか?日航516便衝突事故
https://youtu.be/Oy4RIvRcwUo?si=xg28xt43zQwiCI9F 本日2日、羽田空港で日本航空516便(以下、日航機)と海上保安庁の飛行機(以下、海保機)が衝突・炎上するという近年稀に見ない航空事故が発生した。滑走路上で航空機同士が衝突するという事故は近年で... -
再び議論を生む伊丹空港の”門限”!異例となる欠航多発の原因は風!?
関西における国内線基幹空港である伊丹空港 8月6日の夜、伊丹空港発着便が多数欠航する事態が発生した。欠航となった便以外にも、駐機場へ引き返した便や目的地が変更となった便もあり、計1,000人以上が影響を受けたとみられる。 背景にあるのは伊丹空港の... -
神戸空港で『地上管制席』の運用が開始!年々増加する運航便へ対応
話題となった大型輸送機『ベルーガ』と神戸空港の管制塔 2022年2月24日から、神戸空港の飛行場管制において『地上管制席』の運用が開始されることが分かった。今後、『地上管制席』が運用されることで、更なる交通量増加へ対応が可能となる。 飛行場管制所... -
乗務員理由の欠航が今後増える!?厳しくなったパイロットの勤務時間制限
大雪は航空ダイヤに大きな混乱をもたらす 2022年元旦は、大雪によって新千歳空港発着便を中心にダイヤが大きく乱れ、多数の欠航便・遅延便が発生。大きな混乱を伴う幕開けとなりました。 大雪がもたらす気象条件の悪化は、飛行機の離着陸を阻むという事は... -
羽田空港では特殊なPAPIも!安全な着陸を支えるPAPIの話
滑走路脇に設置されている進入角指示灯。地上から視認すると赤色4灯が確認できる。 滑走路周辺には、航空機の安全な離着陸のため様々な航空灯火が整備されています。ここでは、そのうち「進入角指示灯(PAPI)」について解説。羽田空港で運用が始まった特...