パイロットの知恵袋

乗務員の視点で航空全般に関する雑学を紹介しています。
飛行機・空港・業界全般に関する疑問・質問・ご希望の話題等がございましたら、お問い合わせフォームよりお寄せください。

ニュース

神戸空港で『地上管制席』の運用が開始!年々増加する運航便へ対応

話題となった大型輸送機『ベルーガ』と神戸空港の管制塔2022年2月24日から、神戸空港の飛行場管制において『地上管制席』の運用が開始されることが分かった。今後、『地上管制席』が運用されることで、更なる交通量増加へ対応が可能となる。飛行場管制...
パイロットの知恵袋

乗務員理由の欠航が今後増える!?厳しくなったパイロットの勤務時間制限

大雪は航空ダイヤに大きな混乱をもたらす2022年元旦は、大雪によって新千歳空港発着便を中心にダイヤが大きく乱れ、多数の欠航便・遅延便が発生。大きな混乱を伴う幕開けとなりました。大雪がもたらす気象条件の悪化は、飛行機の離着陸を阻むという事は言...
パイロットの知恵袋

羽田空港では特殊なPAPIも!安全な着陸を支えるPAPIの話

滑走路脇に設置されている進入角指示灯。地上から視認すると赤色4灯が確認できる。滑走路周辺には、航空機の安全な離着陸のため様々な航空灯火が整備されています。ここでは、そのうち「進入角指示灯(PAPI)」について解説。羽田空港で運用が始まった特...
パイロットの知恵袋

サークリングアプローチとビジュアルアプローチの違いは?目視による進入方法を解説!

羽田空港における経路指定視認進入の経路図(出典:航空路誌 RJTT HIGHWAY VISUAL 34R)サークリングアプローチとビジュアルアプローチの違いについて解説してほしいというご意見を頂きました。ここでは、IFR機が実施する「目視に...
パイロットの知恵袋

【制限速度引き上げ】12月から離陸後の飛び方が変わる!?空の制限速度の話

空港周辺には様々な制限速度が存在する航空機の機体構造(設計)上、超えてはならない速度を『運用限界速度(速度限界)』と呼び、飛行中の最大速度をはじめ、フラップ・ギアを下げる(上げる)ことが出来る速度など、様々な速度が決められています。航空機は...
パイロットの知恵袋

燃料・高度・経路は?旅客機の飛行計画はこうして決まる!

空に張り巡らされた航空路飛行に不可欠なフライトプランごく限られた飛行方法を除き、航空機が空を飛ぶためには飛行計画(フライトプラン)の提出が不可欠です。このフライトプランは、飛行経路などを事前に管制機関へ知らせる役割を持つと同時に、遭難・緊急...
ニュース

進む空港のリモート化!将来は地方空港の管制塔が無人に!?

大阪国際(伊丹)空港の管制塔。比較的大きな空港では航空管制官による飛行場管制が行われる。コロナ禍で進む仕事のテレワーク化。その流れを受けている訳ではありませんが、空港においても遠隔運用が進みつつあります。ここでは、航空機の運航を裏で支える『...
パイロットの知恵袋

平行滑走路にも種類がある!?仕様も運用も様々な滑走路の話

飛行機が離着陸するために不可欠な滑走路。その滑走路は空港毎に仕様が大きく異なるほか、運用方法も様々です。ここでは、滑走路や航空保安施設の話、また平行滑走路で実施される「平行運用」「同時平行運用」について簡単に解説しています。滑走路上の標識・...
パイロットの知恵袋

V1以下の故障でも離陸継続!?奥が深い離着陸の話

離陸継続可否の判断基準 V1 VR V2 とは「V1」「VR」「V2」の各スピード飛行機に詳しい方はよくご存じの「V1」「VR」「V2」という速度。この3つの速度は、離陸滑走中にトラブルが発生した際、離陸を継続するか中断するかの重要な判断基...
パイロットの知恵袋

【滑走路延長?】神戸空港 滑走路改修は不可避!?国際化も見据えた可能性を探る!

神戸空港島全景新型コロナウイルスの影響で大幅な航空需要減少に見舞われる中、関西エアポートの山谷社長は2020年度の決算会見で、神戸空港の国際化について「方向性としては失っていない」と発言。アフターコロナにおいて、航空需要は必ず回復するという...
記事をシェアする!
未来へ羽ばたく神戸空港をフォローする!
タイトルとURLをコピーしました