
神戸市と関西エアポートは、2023年8月の神戸空港の利用実績を公表。同月の旅客数は約30万人(前年同月比4%増)、平均搭乗率は約86%(同11ポイント増)となったことがわかった。8月は台風の影響で那覇便を中心に欠航便が発生したたものの、全路線で利用が大幅に伸びており、旅客数は前年実績を上回った。
路線別搭乗率は、10路線で8割を超えており、特に新千歳線では9割台に達している。伸び悩みが続いていたFDAの地方路線の搭乗率は、青森線・花巻線・松本線で約8割となったほか、高知線も6割台半ばを記録している。
また、航空会社別搭乗率は、スカイマークが約89%と最も高く、エアドゥ(約84%)・全日空(約80%)・フジドリームエアラインズ(約77%)・ソラシドエア(約77%)と続いた。
搭乗者数 | 306,054人 |
前年同月比 | 104% |
提供座席数 | 356,571席 |
平均搭乗率 | 86% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 80% |
SKY | 89% |
SNJ | 77% |
ADO | 84% |
FDA | 77% |
発着回数 | 2,919回(前年比 -6%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 91% |
青森 | 82% |
花巻 | 83% |
仙台 | 89% |
新潟 | 78% |
茨城 | 86% |
羽田 | 88% |
松本 | 79% |
高知 | 64% |
長崎 | 82% |
鹿児島 | 83% |
那覇 | 84% |
下地島 | 85% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より