神戸市と関西エアポートは、2024年1月の神戸空港の利用実績を公表した。
年明けに発生した羽田空港での航空機衝突事故に起因する運休やFDAの一部路線で繁忙期のみの運航となった事などを受け、提供座席数は前年比減となったが、旅客数は前年比約3%の増加となった。平均搭乗率は約70%であった。
路線別搭乗率は花巻線で8割を超え、羽田線も8割に迫った。その他の路線も大半の路線で6~7割台の搭乗率を記録している。高知線は3割台と低迷が続いた。
また、航空会社別搭乗率は、エアドゥが約76%と最も高く、スカイマーク(約74%)・全日空(約59%)・ソラシドエア(58%)・フジドリームエアラインズ(約52%)と続いた。
搭乗者数 | 254,392人 |
前年同月比 | 103% |
提供座席数 | 364,506席 |
平均搭乗率 | 70% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 59% |
SKY | 74% |
SNJ | 58% |
ADO | 76% |
FDA | 52% |
発着回数 | 2,743回(前年比-2%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 74% |
青森 | 67% |
花巻 | 82% |
仙台 | 63% |
茨城 | 61% |
羽田 | 79% |
松本 | 53% |
高知 | 38% |
長崎 | 67% |
鹿児島 | 75% |
那覇 | 67% |
下地島 | 64% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より