神戸市と関西エアポートは、2024年2月の神戸空港の利用実績を公表した。
FDAが運航する一部路線で繁忙期のみの運航となったが、提供座席数・旅客数共に前年に比べて増加した。平均搭乗率は約79%と前年に比べて約3ポイント改善している。
路線別搭乗率は羽田線など4路線で8割を超え、中でも新千歳線は約9割に達しており、提供座席の不足が顕著となっている。その他の路線もFDAが運航する地方路線を除き、多くの路線で6~7割台の搭乗率を記録している。冬ダイヤにて運休予定となっている高知線は約3割と低迷が続いた。
また、航空会社別搭乗率はエアドゥが約90%と最も高く、スカイマーク(約82%)・ソラシドエア(約76%)・全日空(約75%)・フジドリームエアラインズ(約49%)と続いた。
搭乗者数 | 271,053人 |
前年同月比 | 105% |
提供座席数 | 342,149席 |
平均搭乗率 | 79% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 75% |
SKY | 82% |
SNJ | 76% |
ADO | 90% |
FDA | 49% |
発着回数 | 2,680回(前年比-3%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 89% |
青森 | 62% |
花巻 | 50% |
仙台 | 73% |
茨城 | 65% |
羽田 | 86% |
松本 | 55% |
高知 | 29% |
長崎 | 77% |
鹿児島 | 82% |
那覇 | 81% |
下地島 | 73% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より