
神戸市と関西エアポートは、2025年1月の神戸空港の利用実績を公表。旅客数は前年同月比7%増の約27万3千人であったことが分かった。
全路線の平均搭乗率は約70%、路線別で搭乗率が最も高かったのは新千歳線で約8割に達し、その他の路線も地方路線・幹線問わず6~7割台と比較的好調に推移した。また、FDAが運航する地方路線のうち、松本線の搭乗率は前年比で約11ポイント増加、青森・花巻線は前年に比べて運航便数が増加(前年は期間限定運航)したものの7割前後の搭乗率を維持した。需要の細い地方路線も徐々に軌道に乗り始めていると評価できるだろう。
航空会社別搭乗率は、エアドゥが約80%と最も高く、スカイマーク(約71%)・全日空(約68%)・フジドリームエアラインズ(約67%)・ソラシドエア(約63%)と続いた。
搭乗者数 | 273,240人 |
---|---|
前年同月比 | 107% |
提供座席数 | 388,876席 |
平均搭乗率 | 70% |
発着回数 | 2,837回 (前年比+3%) |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 68% |
SKY | 71% |
SNJ | 63% |
ADO | 80% |
FDA | 67% |
路線別搭乗率 | |
---|---|
新千歳 | 79% |
青森 | 66% |
花巻 | 72% |
仙台 | 62% |
茨城 | 60% |
羽田 | 76% |
松本 | 64% |
長崎 | 66% |
鹿児島 | 71% |
那覇 | 65% |
下地島 | 65% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より