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2021年10月 神戸空港利用実績
神戸市と関西エアポートは、2021年10月の神戸空港利用実績を公表した。
GoToトラベル事業が実施されていた昨年同月と比較しても、旅客数は約7%増加しており、航空需要は緩やかに回復している事が読み取れる。搭乗率は各社バラツキがあるものの、全社平均は約6割となった。平均搭乗率が5割を超えるのは昨年11月(約65%)以来。
路線別搭乗率を見ると、最も高くなったのは羽田線で約71%、逆に最も低くなったのはFDAが運航する花巻線で約37%であった。8月より増便されている松本線の搭乗率は約70%、単月の旅客数としても過去最多を記録し、増便による利便性向上が実績に大きく表れている。
また、関西3空港の実績を比較すると、発着回数は3空港とも前年を上回ったが、旅客数は伊丹が唯一減少(前年比7%減)となった。
- 提供座席数:265,293席
- 搭乗者数:158,334人
- 前年同月比 :107%
- 平均搭乗率:60%
- 航空会社別搭乗率
- ANA:56%
- SKY:65%
- SNJ:44%
- ADO:43%
- FDA:66%
- 発着回数:2,406回(前年比+14%,前々年比-14%)
- 路線別搭乗率
- 新千歳:57%
- 青森:40%
- 花巻:37%
- 仙台:55%
- 茨城:68%
- 羽田:71%
- 松本:70%
- 高知:45%
- 長崎:65%
- 鹿児島:54%
- 那覇:48%
- 下地島:46%
※運休は – で表記
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入※SNA・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より
【参考】関西 国内線利用実績
- 発着回数:3,133回(前年比+27%, 前々年比-21%)
- 旅客数:329,026人(前年比+18%,前々年比-42%)
※関西エアポート発表資料より
【参考】伊丹 国内線利用実績
- 発着回数:8,934回(前年比+20%,前々年比-20%)
- 旅客数:723,541人(前年比-7%,前々年比-47%)
※関西エアポート発表資料より