目次
2021年11月 神戸空港利用実績
神戸市と関西エアポートは、2021年11月の神戸空港利用実績を公表した。
11月は新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き、それに伴って航空需要も回復を見せた。旅客数は前年比で約20%増加、1年9か月ぶりに20万人台を回復している。各社の搭乗率も5割を超え、全社平均の搭乗率は約63%となった。
路線別搭乗率を見ると、最も高くなったのは茨城線で約82%、逆に最も低くなったのは高知線で約44%であった。2021年8月より増便されている松本線の搭乗率は、先月に引き続いて6割台を維持している。
また、関西3空港の旅客数を比較すると、伊丹空港がほぼ横ばいとなった一方で、神戸空港・関西空港は2割程度の増加が見られた。
- 提供座席数:349,636席
- 搭乗者数:218,566人
- 前年同月比 :120%
- 平均搭乗率:63%
- 航空会社別搭乗率
- ANA:58%
- SKY:65%
- SNJ:54%
- ADO:58%
- FDA:54%
- 発着回数:2,938回(前年比+18%,前々年比+4%)
- 路線別搭乗率
- 新千歳:57%
- 青森:46%
- 花巻:55%
- 仙台:67%
- 茨城:82%
- 羽田:70%
- 松本:64%
- 高知:44%
- 長崎:65%
- 鹿児島:59%
- 那覇:53%
- 下地島:51%
※運休は – で表記
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNA・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より
【参考】関西 国内線利用実績
- 発着回数:3,090回(前年比+16%, 前々年比-21%)
- 旅客数:355,181人(前年比+21%,前々年比-37%)
※関西エアポート発表資料より
【参考】伊丹 国内線利用実績
- 発着回数:9,451回(前年比+7%,前々年比-17%)
- 旅客数:911,497人(前年横ばい,前々年比-38%)
※関西エアポート発表資料より