
神戸市と関西エアポートは、2022年8月の神戸空港利用実績を公表した。
旅客数は約29万3千人と前年同月に比べて約93%増加、平均搭乗率は約75%となった。8月単月の旅客数としては、最盛期であった2019年8月(約32万2千人)の約90%まで回復。平均搭乗率は2020年2月ぶりに7割を超え、約75%を記録した。ただ、2019年8月と比較すると13ポイント程度下回っている状況である。
路線別搭乗率は新千歳線・羽田線で8割を超え、仙台線・下地島線でも8割に迫っている。一方、地方路線のうち新潟線・高知線は約4割台と苦戦が続いている。
航空会社別搭乗率では、エア・ドゥが8割台後半を記録。全日空・スカイマークも7割台を記録している。
| 搭乗者数 | 293,027人 |
| 前年同月比 | 193% |
| 提供座席数 | 392,438席 |
| 平均搭乗率 | 75% |
| 航空会社別搭乗率 | |
| ANA | 74% |
| SKY | 78% |
| SNJ | 60% |
| ADO | 88% |
| FDA | 58% |
| 発着回数 | 3,109回(前年比 +16%) |
| 路線別搭乗率 | |
| 新千歳 | 84% |
| 青森 | 64% |
| 花巻 | 67% |
| 仙台 | 78% |
| 新潟 | 47% |
| 茨城 | 70% |
| 羽田 | 82% |
| 松本 | 57% |
| 高知 | 49% |
| 長崎 | 72% |
| 鹿児島 | 70% |
| 那覇 | 70% |
| 下地島 | 79% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNA・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より
