神戸市は2020年11月の神戸空港利用実績を公表した。
11月はGoToトラベル事業などによる需要喚起策が奏功し、また各社減便数を抑えたため、全路線の平均搭乗率・旅客数前年比ともに2020年度で最も高い実績となった。
10月から新規就航した下地島線の搭乗率は、先月から約8ポイント上昇し、11月は約68%を記録。全路線で最も高い搭乗率となっており、コロナ禍においても人気を集めている。
一方、FDAが運航する各路線は就航から1年が経過しているものの、知名度不足も相まって搭乗率は依然として伸び悩んでいる。
- 提供座席数:28万2千席
- 搭乗者数:18万3千人
- 前年同月比 :62%
- 搭乗率:65%
- 路線別搭乗率
- 新千歳:56%
- 青森:35%
- 仙台:63%
- 茨城:77%
- 羽田:70%
- 松本:47%
- 出雲:-%
- 高知:44%
- 長崎:73%
- 鹿児島:58%
- 那覇:64%
- 下地島:68%
- 航空会社別搭乗率
- ANA:79%
- SKY:65%
- SNA:67%
- ADO:58%
- FDA:41%
※運休は – で表記
※航空会社別搭乗率における、SNA・ADOの実績はANAによるコードシェア分、FDAの実績はJALによるコードシェア分を含む。
※神戸市港湾局空港調整課 発表資料より