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【神戸空港サブターミナル】事業者公募を開始!施設設計への要求水準等が判明

サブターミナルビルのイメージ

神戸市は22日、神戸空港で計画中のサブターミナルビルについて整備事業者の公募を開始した。

サブターミナルビルは、神戸空港で2025年に予定されている国際チャーター便の解禁と国内線の増便に対応する為に整備される。そのため、2025年までの約2年弱という超短期間での整備が必要となっており、設計から施工までを一括で求める「デザインビルド方式」で事業者を公募する。

公募概要

事業期間

・履行期間:契約締結日の翌日から令和7年3月31日まで
・引渡期限:令和7年2月28日

予定価格

 90億円(消費税及び地方消費税相当額を含む)を上限とする。

事業者選定方式

一般競争入札(総合評価落札方式)

落札者の決定

「落札者決定基準」に基づき、学識経験者等により構成される選定委員会による技術提案内容の審査と入札価格に対する審査を総合的に評価し、落札者を決定する。

入札スケジュール

入札公告令和5年2月22日(水曜)
質問受付令和5年2月22日(水曜)~3月1日(水曜)
質問回答の公表令和5年3月6日(月曜)(予定)
入札参加資格審査申請書類及び対話議題書の受付開始令和5年3月6日(月曜)
入札参加資格審査申請書類、秘密保持誓約書及び対話議題書の受付期限令和5年3月9日(木曜)
対話実施期間令和5年3月14日(火曜)~3月15日(水曜)(予定)
入札時提出書類の受付令和5年4月17日(月
曜)~4月19日(水曜)
入札価格の開札令和5年4月下旬
提案内容に関するプレゼンテーション及びヒアリング令和5年4月下旬
事業者との仮契約の締結令和5年5月中旬
事業者との事業契約の締結令和5年5月下旬(予定)

設計に関わる要求水準(一部抜粋)

サブターミナルの事業者公募にあたって、神戸市は求められる機能・設計を要求水準として公表しており、入札事業者はこれに沿った形で事業に着手することとなる。主な注目ポイントは以下の通り。

整備スケジュール

・神戸空港サブターミナル(仮称)は、令和7年(2025年)夏ダイヤ(令和7年(2025年)3月最終日曜日)から供用開始予定
・本施設は、令和7年(2025年)2月28日までの引渡しを完了させること。

【参考】周辺施設整備スケジュール

・道路整備(サブターミナル予定地北側・西側):令和5年(2023年)度に整備予定
・駐車場・構内道路:令和5年(2023年)度下半期、令和6年(2024年)度に整備予定

施設の構成と規模

階層

原則、2階建て(一部、平屋又は3階建も可とする)原則、地下階は計画しないこと。なお、設備機器等の納まりでやむを得ない場合は、市と協議のうえ 決定すること。

延床面積

約17,000㎡程度とする

必要機能

・旅客取扱施設:チェックインロビー、出発・到着ロビー、搭乗待合室、コンコース、保安検査場、CIQ検査場、手荷物受取所、荷捌所など
・旅客取扱支援施設:航空会社事務所、チェックインカウンター、中央監視室、保税蔵置場、建物管理者事務所、CIQ事務室、空港警備派出所(警察)、商業施設、にぎわい空間、有料ラウンジ、VIPルーム、トイレ、機械室、ごみ庫など

サービス目標(FAST TRAVELの推進)

・出発動線:出発ロビーから搭乗待合エリアまで、搭乗に係る手続きに要する時間を約10~15分
・到着動線:降機から到着ロビーまでに要する時間を30分以内

運用について

整備にあたっては、以下の運用条件を前提に計画すること。

・空港の運用時間は7時~23時
・施設を運用しながら、設備機器等の保守ができるように計画すること。
・乗降方法は、バスハンドリングを基本とする。
・国内・国際線のピーク時旅客数は同時刻帯で次のとおり想定し、これを基に各施設の所要面積を算出すること。なお、基本設計の際、市に所要面積の算定根拠を提示し、承諾を得ること。
ー 国内線ピーク時便数:小型機4機(B737-800 B737-800 B737-800 ERJ-175)
ー 国内線ピーク時旅客数:計464人
ー 国際線ピーク時便数:大型機1機(B777-200ER)もしくは小型機2機(A320neo B737-800)
ー 国際線ピーク時旅客数:計312人もしくは計290人

平面計画

・施設全体として、各機能の配置や動線、セキュリティなどを効率的に配置することでシンプルな平面となるよう計画すること
エントランスは建物北側を基本とする
・ポートライナー神戸空港駅や現行ターミナルから本施設への徒歩などによるアクセスに配慮し、東側に徒歩利用者の入口を設けても良い
・災害時や非常時に避難や救助活動、復旧作業を円滑に行えるよう考慮した計画とすること。
・旅客にとって空の玄関口となるロビーは、開放感と、神戸のアイデンティティが感じられる空間となるように計画すること。
・航空機への搭乗・降機にかかるバスハンドリングは、ビル西側を基本とすること。

動線計画

シンプルかつスムーズで明快な動線を基本とする。
・避難動線を適切に確保すること。避難時には平常時の動線によらず、誰もが避難可能となるよう計画すること。ただし、国際線エリアにおいては、出入国の区分による避難を計画すること。
・CIQ諸室からエプロンサイドおよびカーブサイドへ一般旅客と区分しアクセスできる動線を計画すること。これは職員専用動線と兼ねることもできる。
VIP旅客対応として、一般旅客と交わることなく、建物出入口から搭乗口付近までアクセスできる動線を計画すること
・大型の検査機器等が設置される諸室は、機器の入替えを想定し、建物出入口からの通路幅や建具の幅・高さ等に配慮すること。

施設別要件

出発ロビー (国内線、国際線共用)

・旅客にもっとも印象を与える空間として、本施設から見える景観との調和を生かし、神戸のアイデンティティを感じさせる空間とすること。
・チェックイン待ち旅客等が利用できるようにベンチの配置を計画とすること(ベンチは別発注とする)。
・インフォメーションカウンターの主な機能は到着ロビーに設置する施設と兼ねることとし、出発ロビーにおいては、案内機能のみとする。

到着ロビー (国内線、国際線共用)

・送迎者等が着席できるベンチと十分な通路幅が確保できる計画とすること。(ベンチは別発注とする。)
・インフォメーションカウンターを1か所配置すること。取扱業務は、総合案内、レンタカー受付、宅配便受付、バス及び神戸-関空ベイ・シャトル乗車券販売を想定すること。
・到着ロビーから到着手荷物受取所や入国税関を経ずにCIQ関連施設まで移動できる裏動線を設けること。

チェックインカウンター(国内線)

・カウンター前にはセルフチェックインKioskが設置できるように配置を計画すること。(セルフチェックインKioskは別発注とする。)

セキュリティチェック(保安検査場、国内線)

・十分な旅客の順番待ちのスペースを見込むこと。
・航空需要に応じた対応ができるよう、国際線とスイングで使用できるような計画とすること。
・将来の機器更新などに対応できるよう、柱をできるかぎり設けないこと。
・保安検査場の入口付近には、不要な飲料などを廃棄できるように流し台を設置すること。

コンコース(国内線)

・出発客と到着客が接触できないように、構造的に分離した計画であること。

ウィケット(搭乗改札口、国内線)

搭乗改札口は、4か所とする。
・各搭乗改札口とも航空会社が共用することを想定し、改札機を1か所当り2基設置できるようにすること。

出発手荷物搬送コンベア

・コンベアは各航空会社共用で使用することとする。
・受託手荷物の検査方法はインラインスクリーニング方式とする。検査機器の設置場所及び再検査の実施場所、モニター室、荷物の展開確認室をコンベアからアクセスしやすい場所に配置すること。

※インラインスクリーニング方式…チェックインカウンターへ手荷物預け入れ後、航空機へ運ばれるまでのバックヤードの手荷物コンベア上で手荷物検査を行う仕組みのこと

到着手荷物受取コンベア(国内線)

2台以上を提案すること。また、コンベアの増設対応の方策を提案すること。

チェックインカウンター(国際線)

・カウンター前にはセルフチェックインKioskが設置できるように配置を計画すること。(セルフチェックインKioskは別発注とする。)

セキュリティチェック(保安検査場、国際線)

・十分な旅客の順番待ちのスペースを見込むこと。
・航空需要に応じた対応ができるよう、国内線とスイングで使用できるような計画とすること。
・将来の機器更新などに対応できるよう、柱をできるかぎり設けないこと
・保安検査場の入口付近には、不要な飲料などを廃棄できるように流し台を設置すること。

コンコース(国際線)

・出発客と到着客が接触できないように、構造的に分離した計画であること。
・到着旅客が検疫前に滞留する可能性があるため、スペースを確保すること。

ウィケット(搭乗改札口、国際線)

搭乗改札口は2か所とする。その内1か所は国内線とスイングできる構造とすること。
・各搭乗改札口とも航空会社が共用することを想定し、改札機を1か所当り2基設置できるようにすること。

出発手荷物搬送コンベア(国際線)

・コンベアは各航空会社共用で使用することとする。
・受託手荷物の検査方法はインラインスクリーニング方式とする。検査機器の設置場所及び再検査の実施場所、モニター室、荷物の展開確認室をコンベアからアクセスしやすい場所に配置すること。

到着手荷物受取所(国際線)

・税関検査ブースやパーサー事務室からの視認性を確保するよう、可能な限り、柱を設置しないこと。また、ターンテーブル近くに柱を設置する場合は、可能な限り、ターンテーブル内に設置すること。
・トイレの配置は、出入口が入国税関(税関検査ブース)から確認しやすい位置に配置すること。

到着手荷物受取コンベア(国際線)

2台以上を提案すること。また、コンベアの増設対応の方策を提案すること。

航空会社事務室

国内線航空会社は、グランドハンドリング、整備等の事務室を併設し、エプロン側に面した位置に配置し、500㎡程度とし、航空会社数に応じて間仕切れるようにする。
機材庫(1か所あたり60㎡程度)はエプロン側に面した位置に配置し、機材庫に併設して油脂庫(1か所当り20㎡程度)を配置すること。
国際線航空会社は、100㎡程度とし、航空会社数に応じて間仕切れるようにする。

にぎわい空間

空港利用者のみならず、施設を訪れた方も楽しむことのできる空間を計画すること。
利用者へのおもてなしを表し、日本らしさ、神戸らしさが感じられる印象的な空間となるように配置や仕様を工夫すること。
施設から見える神戸の景色を楽しむことができる展望機能を備えること。 また、屋外空間の床仕上げは、ウッドデッキとする。
・音楽の生演奏やアートの展示、地産品の催事、イベント開催など、多目的に活用できる空間を確保することを想定し、音響システムや投影設備、スポット照明や、配線ピット、音響用反射板の設置用吊りワイヤーなどを設けること。
・にぎわい空間は、出発、到着ロビーと兼ねることもできる。
大型のモニュメント(H4.0m×W2.5m× D4.2m程度)の展示を想定しているため、これを想定した空間を計画すること。また、このもモニュメントが屋外に出し入れできるように開口及び扉もしくはシャッターを設けること。なお、搬出入の動線は、旅客動線と交わらないように計画し、外観の意匠にも配慮すること。

カームダウン室

制限エリア外及び制限エリア内(国内・国際)にそれぞれ1か所以上設置すること。

祈祷室

様々な宗教に対応できる仕様とすること
施設内に1か所以上とし、多数の旅客が使用しやすい場所に設置すること
足などを洗うことのできる洗い場と水栓を設けること。

VIPルーム

50㎡程度とし、国際・国内に各1か所設けること。
・室内に専用トイレを設置すること。
・内装材はハイクラスの仕様を選定すること。
・VIP旅客の動線上に配置すること。

有料ラウンジ

国際・国内に各1か所設けること。
・室内に専用トイレ(男・女)各1ブースを設置すること。
・内装材はハイクラスの仕様を選定すること。

その他

・コインロッカー:出発ロビー及び到着ロビーに各1か所設置スペースを提案すること。
・銀行ATM及び外貨自動両替機:到着ロビー及び到着手荷物荷捌所内に各1か所設置スペースを提案すること。
・公衆電話:設置計画(設置場所、設置数等)を提案すること。

商業サービス施設の要件

・出発・到着ロビー及びホールディングルーム(国内線)の飲食は、軽食を取り扱う店舗と想定する。ホールディングルーム(国際線)は、レストラン程度の店舗を想定し、必要な換気設備、グリーストラップ等を設置すること。
・ホールディングルーム(国際線)は、免税売店と想定する。保税区域内で提供されるサービスであり、保税品保管のための保税倉庫を配置すること。

【参考】エプロン計画図

サブターミナルに面する駐機場西端が21番スポットとなり、21,20番スポットは中型機用、19番スポットは大型機用、18,17番スポットは小型機用として想定しているとみられる。また、21,20,16番スポットについては自走タクシーアウトも可能な設計となる見込みである。

エプロン計画図(出典:神戸市資料)
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