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神戸市、令和6年度国家予算に対する要望を発表!神戸空港国際化に向けた要望項目も具体化

空港基本施設等の拡張イメージ(出典:神戸市)

神戸市は5月31日、令和6年度の国家予算に対する提案・要望項目を発表した。物価高騰対策やGX・DXの推進、都心・三宮再整備の推進、神戸空港の国際化等に関する計95項目の提案・要望をまとめている。特に、昨年方針が決定した神戸空港の国際化に関する要望項目は、例年以上に具体化して重点項目として盛り込まれた。

神戸空港の国際化を巡っては、空港基本施設の拡張等に伴う事業費の補助は勿論のこと、CIQの人員・予算確保、国際線の運航に必要な法令上の指定等、ソフト面での整備も欠かせない。加えて、国際化第一弾となる国際チャーター便は令和7年4月頃の運航開始を予定しているため、ソフト・ハード両面の整備は令和6年度中の完了が求められる。そのため、この度まとめられた予算提案・要望では、こうした背景が具体的な項目として表れている。

今後、神戸市はこれらの内容を元に国への予算提案・要望を行い、令和6年度での関連予算の確保を目指す。

令和6年度 国家予算に対する提案・要望(神戸空港関連項目)

神戸空港の国際化を契機とした取組みの推進

1)神戸空港の国際化に対する支援
・神戸空港の国際化に対する支援
神戸空港が関西の成長の一翼を担う観点から、関西空港・伊丹空港を補完し、関西の航空需要拡大に対応するため、関西3空港懇談会で合意された、発着枠の拡大・国際化に向けた取組み及び支援を行うこと
・神戸空港の国際化に向けたCIQの体制確保
神戸空港における円滑な国際チャーター便の受入に向け、関税法、出入国管理及び難民認定法、検疫法など各法令による指定を行うとともに、CIQ(税関・出入国管理・検疫)の人員体制、事業費を確保すること

2)神戸空港の機能強化の取組みに対する財政支援
・神戸空港の機能強化及び周辺環境整備などの取組みに対する財政支援
神戸空港の発着枠の拡大及び国際化に対応するエプロン等の基本施設の拡張、ストレスフリーで快適な旅行環境の提供、旅客満足度の向上に資するための各種機器・設備の導入やターミナル施設整備に対する財政支援を行うこと
関西国際空港との連携強化に資する海上アクセスターミナル間周遊機能向上のための歩行者デッキや新たに整備を行うターミナル間輸送の整備等、利用者の利便性・快適性の向上に向けた取組みに対する財政支援を行うこと

3)プライベートジェットの受入に向けた取組み
・プライベートジェットの施設整備に対する補助制度の創設
民間事業者が実施するプライベートジェット専用ターミナル、エプロン、格納庫の整備に対する補助制度を創設すること
・プライベートジェットの受入推進に向けた体制の拡充
国際プライベートジェットのさらなる受入に向けたCIQの体制確保及び入国時の受入時間などの制度のさらなる緩和を行うこと

【参考】
令和5年度 国家予算に対する提案・要望(神戸空港関連項目)

神戸空港の利便性向上

1)神戸空港の新たな航空需要創出に向けた⽀援
・国際化を含めた空港機能のあり方の実現
「関西地域における一つの空港システム」において、神⼾空港が、関⻄全体の航空需要拡⼤、将来にわたる関⻄経済の発展に資する役割を果たしていくため、関西空港・伊丹空港を補完する観点から検討を進める、国際化を含む空港機能のあり方について、実現に向けた取組みを支援すること

2)プライベートジェットの受入推進に向けた取組み
・プライベートジェットの受入推進のためCIQ(税関・出入国管理・検疫)体制の拡充及び諸手続きのさらなる緩和
プライベートジェットの受入推進のため、CIQ体制の拡充による神戸空港の運用時間に合わせた受入時間の拡大及び国際定期便が就航している他空港と同等にフライトプラン届出期間の緩和を行うこと
・プライベートジェットの施設整備に対する補助制度の創設
民間事業者が実施するプライベートジェット専用ターミナル、エプロン、格納庫の整備に対する補助制度を創設すること

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