神戸市と関西エアポートは、2023年9月の神戸空港の利用実績を公表。同月の旅客数は約29万人(前年同月比16%増)、平均搭乗率は約80%(同9ポイント増)となったことが分かった。利用実績が過去最高であった令和元年9月の実績(旅客数:約29万6千人、搭乗率:約83%)は僅かに下回るものの、コロナ禍からの需要回復が鮮明となっている。
路線別搭乗率は、6路線で8割を超えており、特に新千歳線・羽田線では8割台後半に達している。FDAが運航している地方路線でも、花巻線・松本線で7割台の搭乗率を記録した。
また、航空会社別搭乗率は、スカイマークが約85%と最も高く、エアドゥ(約79%)・全日空(約73%)・フジドリームエアラインズ(約69%)・ソラシドエア(約56%)と続いた。
搭乗者数 | 290,780人 |
前年同月比 | 116% |
提供座席数 | 363,341席 |
平均搭乗率 | 80% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 73% |
SKY | 85% |
SNJ | 56% |
ADO | 79% |
FDA | 69% |
発着回数 | 2,897回(前年比+5%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 88% |
青森 | 67% |
花巻 | 70% |
仙台 | 85% |
茨城 | 73% |
羽田 | 86% |
松本 | 77% |
高知 | 53% |
長崎 | 80% |
鹿児島 | 81% |
那覇 | 71% |
下地島 | 83% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より