神戸市と関西エアポートは、2023年12月の神戸空港の利用実績を公表。FDAが運航する青森・花巻線が冬季の期間運航となったこと等を受け、旅客数は前年比微減の約26万5千人となった。平均搭乗率は約72%であった。
路線別搭乗率は羽田線で8割を超え、その他の路線も松本線・高知線を除いて6~7割の搭乗率を記録した。青森・花巻線は繁忙期のみの期間運航となったことから、前年実績から搭乗率は改善しており、両路線ともに6割台の搭乗率を維持した。一方、高知・松本線はそれぞれ4割台5割台と苦戦している。
また、航空会社別搭乗率は、スカイマークが約76%と最も高く、エアドゥ(約70%)・ソラシドエア(約60%)・全日空(約60%)・フジドリームエアラインズ(約53%)と続いた。
搭乗者数 | 265,088人 |
前年同月比 | 97% |
提供座席数 | 369,999席 |
平均搭乗率 | 72% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 60% |
SKY | 76% |
SNJ | 60% |
ADO | 70% |
FDA | 53% |
発着回数 | 2,887回 (前年比-6%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 66% |
青森 | 62% |
花巻 | 66% |
仙台 | 73% |
茨城 | 68% |
羽田 | 85% |
松本 | 55% |
高知 | 43% |
長崎 | 70% |
鹿児島 | 74% |
那覇 | 68% |
下地島 | 65% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より