
神戸市と関西エアポートは、2024年9月の神戸空港の利用実績を公表。同月単月の旅客数は前年同月比6%増の約30万9千人であったことが分かった。今年度に入り、単月実績は過去最高を更新し続けており、今月で6か月連続の増加となる。また、同時に2024年度上半期の旅客数も確定し、約179万人(関西エアポート集計値は約182万人)と過去最高を記録した。
全路線の平均搭乗率は約83%、路線別で搭乗率が最も高かったのは新千歳線で約89%であった。SKYによって深夜便が追加運航されている羽田線も搭乗率は9割に迫り、幹線を中心に旅客需要は堅調に推移。FDAが運航する地方路線(青森・花巻・松本線)も傾向としては伸び悩みが続いているが、青森線の搭乗率は7割台を回復、花巻線と松本線も6割台半ばの搭乗率を維持した。
航空会社別搭乗率は、エアドゥとスカイマークが約86%と最も高く、全日空(約78%)・ソラシドエア(約68%)・フジドリームエアラインズ(約66%)と続いた。
搭乗者数 | 308,699人 |
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前年同月比 | 106% |
提供座席数 | 373,106席 |
平均搭乗率 | 83% |
発着回数 | 2,846回 (前年比-2%) |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 78% |
SKY | 86% |
SNJ | 68% |
ADO | 86% |
FDA | 66% |
路線別搭乗率 | |
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新千歳 | 89% |
青森 | 71% |
花巻 | 65% |
仙台 | 82% |
茨城 | 76% |
羽田 | 88% |
松本 | 64% |
長崎 | 82% |
鹿児島 | 84% |
那覇 | 78% |
下地島 | 83% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より