神戸市と関西エアポートは、2024年10月の神戸空港の利用実績を公表。同月の旅客数は前年同月比6%増の約30万9千人となり、単月実績としては7か月連続で過去最高を記録した。
全路線の平均搭乗率は約84%、路線別として搭乗率が最も高かったのは羽田線で約87%であった。羽田線以外においても、幹線を中心に旅客需要は堅調に推移し、FDAが運航する地方路線(青森線・花巻線・松本線)についても7割台を記録。同社が運航する地方路線は、1日1便(松本線を除く)という不便さも相まって伸び悩みが続いてきたが、青森線と花巻線は単月実績としては過去最高の搭乗率となった。今月以降も安定した需要を獲得できるかが注目される。
航空会社別搭乗率は、スカイマークが約87%と最も高く、エアドゥ(約86%)・ソラシドエア(約77%)・全日空(約74%)・フジドリームエアラインズ(約73%)と続いた。
搭乗者数 | 324,926人 |
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前年同月比 | 106% |
提供座席数 | 385,912席 |
平均搭乗率 | 84% |
発着回数 | 2,922回 (前年比-5%) |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 74% |
SKY | 87% |
SNJ | 77% |
ADO | 86% |
FDA | 73% |
路線別搭乗率 | |
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新千歳 | 84% |
青森 | 72% |
花巻 | 71% |
仙台 | 84% |
茨城 | 82% |
羽田 | 87% |
松本 | 73% |
長崎 | 83% |
鹿児島 | 85% |
那覇 | 85% |
下地島 | 84% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より