神戸市と関西エアポートは、2022年6月の神戸空港利用実績を公表した。
旅客数は約21万人と前年同月に比べて約137%増加、平均搭乗率は約6割となった。コロナ禍前の2019年同月で比較すると、旅客数は約82%まで回復、搭乗率は18ポイント程度下回っている状況である。
路線別搭乗率は主要路線の羽田・新千歳線で約7割、下地島線や松本線でも7割近くの搭乗率となった。一方、花巻線や鹿児島線などの地方路線では約4割台と苦戦が続いている。
航空会社別搭乗率は、ADOは7割台を記録し、残り4社も5~6割台を維持した。
搭乗者数 | 211,945人 |
前年同月比 | 237% |
提供座席数 | 345,600席 |
平均搭乗率 | 61% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 54% |
SKY | 64% |
SNJ | 54% |
ADO | 74% |
FDA | 51% |
発着回数 | 2,666回(前年比 +36%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 72% |
青森 | 48% |
花巻 | 43% |
仙台 | 55% |
新潟 | 46% |
茨城 | 55% |
羽田 | 70% |
松本 | 65% |
高知 | 41% |
長崎 | 53% |
鹿児島 | 43% |
那覇 | 55% |
下地島 | 69% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNA・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より