神戸市と関西エアポートは、2022年7月の神戸空港利用実績を公表した。
旅客数は約26万人と前年同月に比べて約87%増加、平均搭乗率は約65%となった。7月単月の旅客数としては、最盛期であった2019年7月(約27万5千人)の約95%まで回復している。ただ、全体平均の搭乗率は依然として回復しておらず、2019年に比べて16ポイント程度下回っている状況である。
路線別搭乗率は新千歳線で8割に達し、下地島線では7割台後半と高水準を記録した。一方、新潟線や高知線などの地方路線では約4割前後と苦戦が続いている。
航空会社別搭乗率では、エア・ドゥが8割台後半を記録。残り4社も5~6割台を維持した。
搭乗者数 | 259,920人 |
前年同月比 | 187% |
提供座席数 | 398,629席 |
平均搭乗率 | 65% |
航空会社別 搭乗率 | |
ANA | 67% |
SKY | 66% |
SNJ | 61% |
ADO | 87% |
FDA | 50% |
発着回数 | 3,081回 (前年比 +21%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 81% |
青森 | 59% |
花巻 | 47% |
仙台 | 63% |
新潟 | 38% |
茨城 | 55% |
羽田 | 70% |
松本 | 56% |
高知 | 44% |
長崎 | 57% |
鹿児島 | 48% |
那覇 | 64% |
下地島 | 77% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNA・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より