
神戸市と関西エアポートは、2023年3月の神戸空港の利用実績を公表。旅客数は約31万1千人(昨年同月比83%増)、平均搭乗率は約82%(同31ポイント増)となったことがわかった。
また、2022年度(2022年4月~2023年3月)としての旅客数は約305万人(神戸市集計値)となり、3年ぶりに300万人台を回復している。過去最高の旅客数は2019年度の約323万人(同)であり、コロナ禍前の実績の約9割強まで回復したことになる。
路線別搭乗率では、羽田線の約9割を筆頭に殆どの路線で7~8割台と高い搭乗率を記録。搭乗率が一番低かったのは新潟線で63%であった。
航空会社別搭乗率では、ソラシドエアが約87%と最も高く、エアドゥの約84%、スカイマークの約83%、全日本空輸の約75%、フジドリームエアラインズの約72%と続いた。
搭乗者数 | 310,722人 |
前年同月比 | 183% |
提供座席数 | 380,558席 |
平均搭乗率 | 82% |
航空会社別搭乗率 | |
ANA | 75% |
SKY | 83% |
SNJ | 87% |
ADO | 84% |
FDA | 72% |
発着回数 | 3,014回(前年比 +13%) |
路線別搭乗率 | |
新千歳 | 81% |
青森 | 76% |
花巻 | 78% |
仙台 | 84% |
新潟 | 63% |
茨城 | 81% |
羽田 | 89% |
松本 | 73% |
高知 | 65% |
長崎 | 78% |
鹿児島 | 71% |
那覇 | 82% |
下地島 | 85% |
※搭乗率・前年同月比は小数点以下四捨五入
※SNJ・ADOの搭乗率実績はANAによるコードシェア分、FDAの搭乗率実績はJALによるコードシェア分を含む
※発着回数は関西エアポート発表資料、それ以外のデータは神戸市港湾局空港調整課発表資料より