新型コロナウイルス蔓延による航空需要の低迷を受け、ANAは1月19日~2月28日にかけて追加の減便を予定している。
大阪発着路線では、関西・神戸発着便を中心に便数を大幅に減らし、伊丹空港に運航便を集約する。
特に、1月下旬から2月上旬にかけては、コードシェア便のネットワークを生かし自社運航便を大きく減らす見込みで、関西空港における自社運航便は羽田線1往復のみ、神戸空港においては自社運航便ゼロとなる日も発生する見込みだ。
また、運航規模が羽田線に次ぐ新千歳・那覇線については、伊丹空港における自社運航便(新千歳線2往復・那覇線3往復)と、神戸空港におけるエアドゥ・ソラシドエアによるコードシェア便(新千歳線1往復・那覇線2往復)のみとなり、関西空港発着便は全て運休となる日も発生する見込み。
ANAは減便の詳細を1月14日に発表するとしているが、減便予定の便に関しては既に予約の受け付けを停止している。
13日からは関西2府1県にも緊急事態宣言が発出される見込みで、航空各社は更なる需要低下への対応を急いでいる。