
神姫バスと大阪シティバスは10日、神戸空港・神戸都心部と大阪の心斎橋・天王寺を結ぶリムジンバスを4月上旬より運行すると発表した。運行本数は1日8往復を予定、心斎橋と神戸空港を最短60分で結ぶほか、一部の便は神戸三宮バスターミナルや南京町、ウォーターフロントエリアまで運行する。
大阪方面と神戸空港を結ぶリムジンバス路線は、大阪バスが大阪駅と神戸空港を結ぶ路線を1日4往復運行しており、今回の心斎橋・天王寺線の開通により神戸空港から大阪方面への利便性が更に向上する。運航概要は以下の通り。
運行開始予定:2026年4月上旬(認可申請中)
運行便数:1日8往復(うち2往復は南京町経由神戸三宮発着)
神姫バス4往復、大阪シティバス4往復
停留所:[大阪側]あべの橋(てんしば前)、心斎橋(長堀通)
[神戸側]神戸空港(T1,T2)、新港町、南京町東口、ポートタワー前、神姫バス神戸三宮バスターミナル
運賃:1,000円
所要時間:神戸空港~心斎橋 60分、神戸空港~あべの橋 76分
運行ダイヤ:神戸空港発 10:45~19:20、あべの橋発 8:15~16:30
(下記参照、認可申請中のため変更の可能性有り)

これまで、神戸空港から大阪の心斎橋・天王寺方面へ向かうためには、ポートライナー三宮駅での乗り換えに加えて、大阪市内での乗り換えが不可欠となっていた。そのため、今回のリムジンバス路線の開通により、心斎橋・天王寺はもちろん、大阪南部方面から神戸空港への利便性が大きく向上する事となる。
また、神戸空港では2025年4月から国際線の運航が始まっており、神戸空港を経由するインバウンド客(訪日外国人客)も大幅に増加している。インバウンド客は日本人に比べ、乗り換えが必要な鉄道よりも各地へ直行できるリムジンバスの利用を好む傾向にあり、今回の路線はインバウンド客の需要取り込みが大きく期待されるところである。
現状、神戸空港では国際線の運航便数が大幅に制限されていることから、神戸空港と心斎橋・天王寺を結ぶリムジンバスを1日8往復の便数で維持するだけの需要があるかは未知数である。今後もリムジンバス路線網を維持・拡大させるため、国内線・国際線の受け入れ拡充に向けた神戸市・関西エアポート神戸による努力も求められている。
