
スカイマークは24日、2025年サマーダイヤ(3月30日〜10月25日)の運航計画を発表した。発表によると、同ダイヤで福岡ー茨城線や神戸ー鹿児島線を増便するほか、昨年サマーダイヤで運航していた福岡ー下地島線の運航期間を拡大するとしている。(福岡ー茨城線の増便運航は福岡ー下地島線の運航期間外のみ。)
スカイマークを巡っては、新機材(B737MAX)の導入が遅れており、路線拡大の足枷となっているが、今春から予定される福岡・神戸での発着枠増枠には最大限応えたものとみられる。
目次
運航路線・便数一覧
サマーダイヤにおける運航路線一覧は以下の通り。福岡ー茨城線・神戸ー鹿児島線の増便や福岡ー下地島線の期間運航が予定されている。


神戸発着路線は8路線で1日最大54便に
神戸発着路線では、神戸ー鹿児島線の増便が予定されている。これにより、サマーダイヤから同社の神戸発着路線は計8路線で1日52〜54便運航される。
同社の神戸発着路線は、直近の利用実績でも高い搭乗率を記録している。そのため、需要の取りこぼしは相当発生していたとみられ、増便により更なる利用者増加が期待される。
路線 | 便数 |
---|---|
神戸ー新千歳線 | 4往復8便/日 |
神戸ー仙台線 | 2往復4便/日 |
神戸ー茨城線 | 3往復6便/日 |
神戸ー羽田線 | 6往復12便/日 |
神戸ー長崎線 | 3往復6便/日 |
神戸ー鹿児島線 | 3往復6便/日 |
神戸ー那覇線 | 4-5往復8-10便/日 |
神戸ー下地島線 | 1往復2便/日 |
神戸空港の発着枠は、前回2019年の規制緩和によって1日30往復便から1日40往復便に増枠となっていたが、各社の増便・新規就航により、ほぼ満杯の状況が続いてきた。今春からは、1日60往復便(国内線)に拡大され、発着枠にもある程度の余裕が生まれることから、今後は各社の増便や新規参入にも柔軟な対応が可能となる。
また、神戸空港発着の国際線に関しては、外航各社から多数の就航希望が寄せられており、現在調整が行われている。国際線の就航路線に関しても、各社から正式発表があり次第お伝えする。
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