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阪神高速3号神戸線も大規模改修へ!京橋以西は迂回路設置で年単位の架け替え工事か!?

2023年5月~6月にかけて予定されている通行止め区間(出典:阪神高速)

阪神高速は、通行止め期間を5月19日午前4時から6月7日午前6時と正式に発表した。>>公式サイトはコチラ

京橋ー摩耶間は約3週間の通行止め!

阪神高速は10月25日、阪神高速3号神戸線の京橋ー摩耶間で大規模なリニューアル工事を実施すると発表した。同工事は2023年5月~6月に掛けての約3週間を予定しており、工事区間は終日通行止めとなる。

今回リニューアル工事が行われる京橋ー摩耶間は、2010年にも大規模な改修工事が行われているが、舗装や橋梁の継ぎ目等の損傷が激しく、再び大規模な改修工事が行われる事となった。阪神高速3号神戸線の西宮JCT以西は日本一渋滞が深刻な区間であることから、今回のリニューアル工事では周辺道路の大混雑が懸念されている。

阪神高速3号神戸線(京橋ー摩耶間)大規模リニューアル工事概要

【通行止め期間】2023年5月19日午前4時~6月7日午前6時(19日間)
【通行止め区間】3号神戸線(京橋~摩耶)の上下線 約4.2km
【通行止め出入口等】
上り:京橋(東行)入口、生田川(東行)出入口、摩耶(東行)出口
下り:京橋(西行)出口、生田川(西行)出入口、摩耶(西行)入口
京橋PA(東行・西行)

京橋以西では橋梁架け替え!?

橋梁架け替えが予定されている区間(出典:阪神高速)

現在、阪神高速では各所で大規模なリニューアル工事が同時に進められており、中でも14号松原線では3年間という長期間の通行止めが実施されている。工事が長期に及ぶのは、橋梁の架け替えが必要となっている為である。

実は、まだアナウンスされていないが、3号神戸線の京橋以西の区間でも、このような橋梁架け替えを伴う大規模工事が予定されているのだ。

橋桁の垂れ下がりイメージ(出典:阪神高速)

神戸のウォーターフロントを通る京橋以西の3号神戸線。この区間は船溜まりが設けられた海上を通ることから、設計時点で橋脚を減らす必要があった。そのため、他の区間に比べて橋脚間の距離は長く設計されたのだが、橋脚を減らしたことでヒンジ部に負担が掛かり、橋桁の沈み込みが確認されている。現在、応急処置としてケーブルによる補強等を実施しているが、抜本的な解決には至っておらず、橋梁の架け替えが避けては通れない状況なのだ。

橋梁架け替えにあたっては、松原線と同様に「年単位」の工事期間が予想される。しかし、前述の通り3号神戸線は渋滞日本一の区間を抱えており、「年単位」の通行止めはあまりにも影響が大きい。そのため、通行止めの影響を最小限とすべく、工事期間中の迂回路の設置に向け、仮設道路の設計作業が進められている。

先日発表となった京橋ー摩耶間の3週間の大規模リニューアル工事。その影響は勿論大きいのだが、その先には更に大規模な改修工事が控えているという事を頭に入れておきたい。

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