神戸市は18日、「神戸空港基本施設造成工事」と「神戸空港基本施設他整備工事」の入札を公告した。完成期限はそれぞれ来年1月末と来年3月末としている。
公告の概要は以下の通り。
工事名 | 神戸空港基本施設造成工事 |
完成期限 | 令和6年1月31日 |
工事概要 | 用地造成工、仮設工、直接調査 |
工事名 | 神戸空港基本施設他整備工事 |
完成期限 | 令和6年3月31日 |
工事概要 | 撤去工、土工、エプロン舗装工、アスファルト舗装工、排水工、航空灯火工、付帯工、区画線工、仮舗装工、仮設工、直接調査、詳細設計 |
今回の工事は、駐機場西側部分の拡張にかかるもので、地盤の改良・既存施設の撤去等が完了した後、舗装や航空灯火の整備等が行われる。今回の拡張で生まれる駐機場は、現在整備が計画されているサブターミナルに対応するものである。
また、東側部分の拡張に関しては、今後準備が整い次第手続きが開始される予定で、西側と東側の拡張が完了すると、駐機スポット数は現在の10スポットから倍増し21スポットとなる。
神戸空港の駐機場拡張を巡っては、神戸市が昨年10月に空港施設変更許可を国交省に申請しており、現在空港区域の拡張に向けて手続きが行われている。この手続きが完了し次第、駐機場の拡張工事に着手する見込みである。