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【期間限定】神戸空港ー六甲アイランド間でアクセスバスが運行

みなと観光バスが運行している大型観光バス(出典:同社サイト)

1月9日現在、時刻表等の運行情報はネット上に公表されていない。利用にあたっては運行事業者に詳細を確認されたい。

【1/11追記】みなと観光バスの公式サイトに運行情報が掲載された。詳細は同社サイトを参照されたい。

神戸空港と六甲アイランド(神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ)を結ぶアクセスバスが期間限定で運行される事が分かった。運行期間は1月13日〜2月12日で、得られた実績等をもとに将来的な定期運行を目指すものとみられる。

運賃は大人500円・小人250円、運行便数は1日あたり22便と比較的高頻度での運行となる。運行会社は神戸市内で路線バス等を運行している「みなと観光バス」で、神戸市や神戸ベイシェラトンホテル&タワーズを運営するホテルニューアワジ神戸も実証運行に協力している。

また、今回の実証運行バスの利用者を対象に、WEBアンケートが実施される予定で、回答者の中から抽選で神戸ベイシェラトンホテル&タワーズの温泉入浴券やクオカード500円分などがプレゼントされる。

神戸空港とポートアイランドは道路とポートライナーで結ばれているものの、六甲アイランドから神戸空港へは道路・鉄道共に直接繋がっていない。特に、鉄道でのアクセスは、六甲ライナー・JRもしくは阪神・ポートライナーの3路線を乗り継ぐ必要があり、直接距離の割に時間と手間が掛かるのが現状である。

さらに、六甲アイランドから神戸空港(その逆も然り)への島内住民の移動需要は、現状の居住人口・神戸空港の運航規模から考えるとそれ程多くはない。そのため、一定の運行規模でバス路線を維持する事自体も難しいが、これは今後改善されていく可能性が高い。

今回のバス発着地点となる神戸ベイシェラトンホテル&タワーズは、神戸で数少ない外資系ブランドを冠するホテルである。さらに、同ホテルは関西では珍しく温泉を擁しており、神戸・関西を訪れる旅行客からは一定の支持・評価を受けている。外資系ブランドホテルを求める海外からの訪日客にとっても同ホテルは有力な選択肢となるため、今後神戸空港の国際化によって同ホテルは利用が一層進むことが考えられるのだ。

また、六甲アイランドは市内でも有数の外国人居住者を多く抱えた住宅地である。神戸空港の国際化を機に、訪日客の六甲アイランドへの宿泊需要を取り込むと共に、外国人居住者の帰国需要なども如何に取り込めるかが神戸空港ー六甲アイランド間のバス路線開設・維持のカギとなるだろう。

▶みなと観光バス(運行事業者)
▶神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズの予約はコチラ(一休.com)

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