吉祥航空、神戸ー上海・南京線就航へ!4月18日より1日各1往復で

吉祥航空の機材

神戸市と吉祥航空は4日に共同で記者会見を開き、神戸ー上海・南京線の就航を発表した。神戸空港の国際化に際し、正式に神戸空港へ就航を表明したのは、大韓航空・ベトジェットエア・スターラックス航空に続き同社が4社目、中国本土路線の就航表明としては同社が初である。

目次

神戸ー上海・南京線の概要

今回、発表された吉祥航空による神戸ー上海・南京線は、神戸空港の国際化初日である4月18日からそれぞれ1日1往復での運航(南京線は4月19日より就航。4月22日も除外日。)を予定。単発的な運航ではなく、定期チャーター便という形態をとる予定で、本来は定期便としての運航を望んでいるものとみられる。

また、吉祥航空の幹部は記者会見で「神戸空港の重要性」について触れると共に「神戸発着路線を拡大していきたい」と述べている。記者発表資料においても更なる路線拡大を示唆していることから、2025年中に更に増便または新規路線の開設が行われる可能性もある。

路線神戸ー上海(浦東)線
神戸ー南京線
便数上海線 1日1往復
南京線 1日1往復
機材A321またはA320
運航開始日2025年4月18日
(南京線は4月18日・22日を除く)

神戸空港発着の国際線について
来年春から国際チャーター便の運航が解禁(運航開始は2025年4月18日から)され、2030年前後には国際定期便が解禁されることとなっている。2030年前後に予定される国際定期便の解禁に際しては、関西空港からの路線流出を防ぐために1日20往復という制限(発着枠)が設けられることが決まっており、エアライン等からはこの発着枠は早期に埋まる可能性が高いとの見方が示されている。

神戸発着国際線一覧(予定含む)

現在、神戸空港では就航希望が相次いでおり、CIQのキャパシティ等から就航希望の全便を受け入れることは難しい状況となっている。以下、神戸空港への就航が判明している国際線一覧(未発表含む)であるが、調整の結果によっては予定通り運航されない可能性もある。

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航空会社路線便数(往復)機材運航ダイヤ(現地時刻)備考
大韓航空
[KE]
仁川14便/週A321仁川 (8:25) ➡ 神戸 (10:00)
神戸 (11:00) ➡ 仁川 (13:00)
仁川 (15:45) ➡ 神戸 (17:30)
神戸 (18:30) ➡ 仁川 (20:40)
個札販売予定
ベトジェットエア
[VJ]
ダナン1便
(神戸発:4/30、ダナン発:5/4)
A320ツアー販売限定
(販売:日本旅行)
ベトジェットエア
[VJ]
ホーチミン1便
(ホーチミン発:4/30、神戸発:5/4)
A320ツアー販売限定
スターラックス航空
[JX]
台北(桃園)3便/週
(火・木・日曜日、4/18も運航)
A321台北 (6:20) ➡ 神戸 (10:00)
神戸 (11:00) ➡ 台北 (13:00)
個札販売予定
スターラックス航空
[JX]
台中7便/週A321台中 (8:45) ➡ 神戸 (12:30)
神戸 (13:30) ➡ 台中 (15:35)
個札販売予定
吉祥航空
[HO]
上海(浦東)7便/週A321,A320上海 (14:30) ➡ 神戸 (18:00)
神戸 (19:00) ➡ 上海 (20:30)
個札販売予定
吉祥航空
[HO]
南京7便/週
(4/18,22は除く)
A321,A320南京 (11:30) ➡ 神戸 (15:00)
神戸 (16:00) ➡ 南京 (17:30)
個札販売予定
エバー航空
[BR]
台北(桃園)2便/週
(月・金曜日、4/19,26も運航)
A321台北 (6:20) ➡ 神戸 (10:00)
神戸 (11:00) ➡ 台北 (12:55)

4/18,22は以下のダイヤ
台北 (11:20) ➡ 神戸 (15:00)
神戸 (16:00) ➡ 台北 (17:55)
個札販売予定
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